本日、11月11日は渋沢栄一翁の、没後90年にあたる命日になります。それを記念して、今日を『渋沢翁語らいの日』として、いくつかの取組を行いました。
まず、朝、学校長より渋沢翁に関わる講話がありました。渋沢翁には様々なエピソードがありますが、その中でも、後の三菱財閥を創った実業家、岩崎弥太郎と
のやりとりについて話がありました。栄一翁は、ある時、岩崎氏から「君と僕で手を握って事業を経営して、日本の実業界を思いのままに動かしていこう。」と
言われ、それに対して、「富は独占すべきものではない。」と主張したそうです。栄一翁は自分の利益のみを追求するのではなく国民全体の「富」を考え、その
信念を貫き通したそうです。そんな内容のお話でした。
その後、いくつかのクラスで、『渋沢栄一翁 こころざし読本』の中にある、「父の名代」「大隈重信からの誘い」という読み物教材を使って、道徳の授業が
行われました。その他のクラスでも、今週、来週中には同様のテーマで道徳の授業が行われます。給食の時間には栄一翁の好物の「煮ぼうとう」が提供され、多
くの子供達が舌鼓を打ちました。ご家庭でも、本日は、栄一翁の話題で、お子さんとお話をしてみてください。※こちらも参考に⇒
渋沢栄一給食