今年の７月３日、郷土の偉人『渋沢栄一翁』が肖像としてデザインされた新1万円札が発行されます。
既に発表されたデザインは、表面が渋沢栄一翁の肖像、裏面は東京駅となっていますが、
東京駅で使用されている煉瓦は、渋沢栄一翁が明治20年に設立した日本煉瓦製造会社上敷免工場（現在の深谷市）で作られたものも使われており、いずれも深谷市と関わりの深いものとなっています。（深谷市HPより）
きっと、３カ月後には、深谷市は新１万円札発行でお祭り状態になるものと思いますが、
幼少の時から栄一翁の精神に触れ、『立志と忠恕の深谷教育』の下で育ってきた深谷市の子どもたちにとっては、今回のことは、大人以上に、ごくごくあたりまえのことと考えているのかも知れません。
当日の詳細はまだ決まっていませんが、上柴中学校でも、静かに、そして、じんわりと新札発行をお祝いしたいと思います。

　深谷市に赴任して２４年、２４年前に訪れて以来、久しぶりに、渋沢翁の生地、「中の家」に行ってきました。駐車場には、地元の車より、県外ナンバーの車が多く、とても驚きました。
おかげで渋沢翁が、日本中でどれだけ注目されているかを実感できました。２４年前はこれほど有名ではありませんでしたが、やはり大河ドラマの影響か、知れば知るほど、栄一翁の人間
的魅力に取りつかれた人達が、日本中から多く訪問しているのでしょう。この日、来ていた車のナンバーでは「神戸」ナンバーが一番遠く、２番は「滋賀」ナンバーでした。
　先生方や生徒諸君も、是非、足を運んでほしいと思います。（先日、２０ｋハイクですぐ裏まで来ていましたが……。）

　ラグビーのトップリーグ（今シーズンから、リーグワンという名前に変わりますが、）に所属している教え子から、
ラグビージャージのプレゼントがありました。
「もう、使ってないから、練習試合や練習で、中学生に使わせてください。」ということでした。さすがに、トップ
リーガーが使ったものなので、少々、中学生には大きいサイズだけど、練習や練習試合なら、まだ、まだ、十分に使
えるきれいなものでした。やはり、持つべきものは、優秀な（頭は？だけど、人間的に）教え子だな、そう思いました。
ラグビー部の諸君、偉大な先輩に感謝して、県NO１を目指してください。そのために、できることから、コツコツと！
ちなみに、決して、校長先生が教え子にプレッシャーをかけたわけではありません。

　学校から部分月食を撮ってみました。月の直径の最大９７．８％が影に入る、部分月食、これほど深くかける部分月食は１４０年ぶりということです。
最も欠けたときは、満月が赤銅色に見えるらいしいですが、下の写真はどうでしょうか。肉眼では確かに、赤銅色だったけど……。
　次に国内で月食が見られるのは、皆既月食となる来年１１月８日、今回と同様にほとんどが影に入る部分月食は、２０８６年１１月２１日まで待た
なくてはならないそうです。今から、６５年後、生徒諸君と若い先生は見られるでしょうが、校長先生は……。
なにせ、生きていたら１２５歳、いくら校長先生が元気でも、これは無理でしょう。

　今年の渋沢栄一翁に続き、来年、令和４年のNHK大河ドラマに、郷土の英雄、畠山重忠が取り上げられます。今回は主役ではありませんが、
重要な登場人物であることは間違いありません。ただ、まだ、彼がどんな人で、何で、郷土の英雄として注目されるようになったのか、知ら
ない人も多くいるでしょう。是非、自分なりに調べてみてください。
　今回は、みんなが畠山重忠を知ってもらうきっかけになるように、あらかじめ市で募集した19種類のキャラクターの中から、最も適した
キャラクターをみんなの投票で決めるそうです。後日、その投票の仕方について担任の先生から話があると思います。
是非、積極的に投票してみてください。　※こちらに畠山重忠についての本を紹介します。是非、読んでみてください。⇒畠山重忠読本.pdf

畠山重忠キャラクターデザイン候補.pdf

　８月２４日より、東京パラリンピックが開催されます。東京オリンピックでも、開催に関しては賛否両論ありましたが、
オリンピアンのおかげで、私達は、感動と勇気、元気をもらい、感謝の気持ちの貴さを学びました。今日から始まるパラリンピックも
それに匹敵する、場合によってはそれ以上の感動と勇気、元気をもらい、感謝の気持ちの貴さを学ぶことができると思います。
　特に、今回のパラリンピック日本代表の中には、深谷市ゆかりの選手が３人もいます。そして、何と、上柴中学校の卒業生、みんな
の先輩である髙桑早生選手も出場します。テレビでしか応援できませんが、是非みんなで応援したいと思います。
深谷市ゆかりのパラアスリート(PDF).pdf

先日、校長室で仕事をしてたら、外から「ガンバレ、ガンバレ」という子供達の声援が聞こえてきました。校長室から外を見ると、体育の体力テストの持久走で
走ってる仲間を応援している声だとわかりました。先に走り終わった人も、仲間がまだ走っているので、一生懸命、応援している様子はとても美しい姿だなぁっ
と思いました。話によると、この持久走が嫌で、学校を休んでしまう生徒もいるらしいと聞きました。なんと、情けないことか！人をいじめるのはいけないこと
だが、自分を鍛えるために、自分で自分をいじめることは、何ら問題ありません。『学校は自らを鍛える所だ！！』大いに自分を鍛えてください！