どうやら、授業で1500m走をやっていて、走り終わった生徒が、まだ走っている生徒に対して、応援している姿だということがわかりました。走り終わった生徒も疲れているのに、まだ走ってる仲間を応援するなんて、『なんて、微笑ましい姿だなあ』と、上中の生徒の優しさに触れ、気持ちがよくなる出来事でした。あとで、体育の先生に「いい指導しているねぇ」って、言うと、その先生は、「いえ、いえ、私はそんな指導はしていません。子供たちが、自主的に『頑張れ!』って、言っているんです。」と言ったのです。その話を聞いて、私は、さらにいい気持ちになりました。(子供たちが自主的な判断でやったことか、それとも、以前にそんな指導を受けて、それを覚えていて、やったことか。ただ、どちらにしても、『子どもって、すごいな。』そんなことを実感し、嬉しい気持ちと同時に、『教師として、しっかり指導していかなければいけないな』と、身の引き締まる思いがした出来事でした。)

